2013年12月6日星期五

大物の予感…高校2年アマチュア浅地が3日連続上位争い




2010年05月29日17時41分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 キム・キョンテ -15
2 片山 晋呉 -9
3 丸山 大輔 -8
キム・ヒョンソン -8
小田 孔明 -8
6 久保谷 健一 -7
浅地 洋佑 -7
谷原 秀人 -7
9 宮瀬 博文 -6
横尾 要 -6


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大物の予感を感じさせた浅地洋佑(撮影:上山敬太)








ダイヤモンドカップゴルフ 3日目>◇29日◇狭山ゴルフクラブ(7,159ヤード・パー72)

 この新たな才能は本物だ。2日目にトータル6アンダー2位タイに浮上した杉並学院高校のアマチュア浅地洋佑が、順位こそ落としたものの1つスコアを伸ばし強豪ひしめく上位に喰らいついた。埼玉県にある狭山ゴルフクラブで開催されている、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。浅地は緊張の中スタートした1番でティショットを曲げボギーを叩く苦しい立ち上がり。だが、この高校2年生はここからが違う。

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 ティショットが曲がりながらも、先輩の石川遼が「抜群に上手い」と太鼓判を押すショートゲームが冴える。粘り強くパーを拾うと、7番でこの日初のバーディ。スタート時のスコアに戻して前半を終える。後半は11番でボギーを叩いたが、ここまで2日間1つのバーディも奪えなかったINコースで終盤2つのバーディを奪いトータル7アンダーでホールアウト。首位とは差が大きく開いたものの6位タイと好位置をキープした。

 「今日はかなり耐えましたね。1番でボギーを叩いてしまったんですが、あと35ホールあるから大丈夫と言い聞かせていました」アマチュアの高校生が、2位タイで迎えたプロのトーナメント決勝ラウンドでいきなりボギーを叩けばあわてそうなものだが、そこから自分のゴルフを取り戻してくるあたり大物を予感させる。大勢のギャラリーの前でのプレーも「すごく楽しいです」と物怖じしない性格もアスリート向きだ。

 初めて上位で迎えるプロトーナメント最終日。上はどこを見ても猛者揃い、下には猛烈な追い上げをみせた杉並学院の先輩石川遼薗田峻輔もいる。「(目標はベスト10)明日1つでも落としたら入れないと思う。今日みたいに伸ばして2ケタ、最低でも8アンダーまではいきたい。ティショットがカギですね」厳しい状況であることは間違いないが、この熾烈な争いをくぐりぬけることが出来たなら、17歳は新たな怪物となるはずだ。

【3日目の結果】
1位:金庚泰(キム・キョンテー)(-15)
2位:片山晋呉(-9)
3位T:丸山大輔(-8)
3位T:金亨成(キム・ヒョンソン)(-8)
3位T:小田孔明(-8)
6位T:久保谷健一(-7)
6位T:浅地洋佑(-7)※アマチュア
6位T:谷原秀人(-7)

16位T:薗田峻輔(-4)
16位T:石川遼(-4)
16位T:丸山茂樹(-4)他2名

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